名前

パステルステッチの「名前」は固有名と姓の組です。姓のうち argument, tentative argument, context argument, argument symbol, decimal, hexadecimal, main の 7 種類は特別な意味を持ちます。

姓 argument, tentative argument, continuation argument は、それぞれコンテキスト変数、仮変数、コンティニュエーション変数を意味します。

姓 argument symbol を持つ名前は有名ベクトルとして解釈されます。この有名ベクトルの固有名は引数の名前を表すために使われます。

姓 decimal, hexadecimal はそれぞれ 10 進法、16 進法の数値として解釈されます。ここで「数値」とは 0 以上の整数を意味します。なお、パステルステッチでは、整数は実際には分母が 1 の有理数として処理されます。ただし、固有名が数値として解釈できない文字列であるときは、論理型の false になります。

姓 main を持つ名前のうち、固有名が算用数字 (0 から 9 の文字) のみから成るものは、10 進法の数値として解釈されます。これは姓 decimal を用いた場合と同じです。また、姓が main で、固有名が true, false, null, empty set, empty string であれば、それぞれ、論理型の「真」、論理型の「偽」、零ベクトル、空集合、空文字列を表します。これ以外の場合には、有名ベクトルとして解釈されます。

その他の姓を持つ名前は有名ベクトルとして解釈されます。